Logic Pro Xを使いこなしたい 〜 リージョンエイリアス編
Logic Pro Xの「リージョンエイリアス」という機能が非常に便利だったのでメモ。
これまでも操作中にチラチラと目には入っていたけれど、普通にスルーしてて使ったことがありませんでした。
もっと早く試せばよかったです。
これまで、同じフレーズを複数回繰り返したい時、繰り返したい回数分リージョンをコピーして増やしていました。
そして、フレーズの編集をおこなった際、また同じように編集したリージョンをコピーして差し替えるという面倒なことをおこなってました。
この「リージョンエイリアス」の機能を使うと、元となるリージョンを編集すれば同時にエイリアスにも反映されますので、フレーズを変更するたびに両方を編集しなくてすみます。
目次
エイリアスとは
Mac OSで、よく使うファイルやフォルダの分身を別のデスクトップやランチャーに置き、すぐに参照できるようにする機能をエイリアスという。エイリアスを削除しても本体には何の影響もなく、エイリアスはいくつでも作成でき、どこに置いてもよい。
エイリアスとは|alias : 意味/定義 – IT用語辞典
枠内のリージョンがエイリアスです。エイリアスには親のリージョンの場所が表示されます。
MIDIリージョンのエイリアスを作る
リージョンを選択した状態で、「機能」→「リージョンエイリアス」→「エイリアスを作成します」をクリックすると、再生ヘッドの位置に選択中のリージョンのエイリアスが作成されます。
ショートカット
Shift + Optionキーを押しながら、エイリアスを作成したいリージョンをドラッグします。
エイリアスを一度に複数作成する
エイリアスを一度に複数作成する場合は、リージョンを右クリックで「リージョン/イベントの繰り返し」を選択します。
「リージョン/イベントの繰り返し」ウィンドウが表示されます。
「コピーの数」に増やしたいリージョンの数を入力し、形式の「エイリアスまたはクローン」を選択して「OK」ボタンをクリックします。
上記画像の場合ですと、親リージョンにつづいて、3個のエイリアスが作成されます。
エイリアスをコピーに変換する
エイリアスを選択した状態で、「機能」→「リージョンエイリアス」→「エイリアスをコピーに変換」を選択します。エイリアスが通常のリージョンに変換されます。
Control + Aで同じ操作をおこなうこともできます。
エイリアスをダブルクリックでコピーに変換することもできます。
その際、上記画像のようなアラートが表示されますので、「リアルコピー」を選択します。
エイリアスの参照元(オリジナル)を差し替える
エイリアスを作成したけど、そのエイリアスのオリジナルとは別のものに差替えたい時。
差替えたいエイリアス全てと、新たにオリジナルにしたいリージョンを選択状態にします。
「機能」→「リージョンエイリアス」→「エイリアスを再割り当て」を選択します。
エイリアスの参照元が差し替わりました。
おわり
Logicの本を読んでたらまだ知らないことが結構ありました。こういう便利な機能をもっと使いこなして、作業を効率化していきたいです。
コメントを残す